OAフロアでの配線の施工手順ですが、配線するケーブルのボリューム、配線の経路、周囲の状況に応じて、施工の方法を変えていく必要があります。
中でも一番オーソドックスな施工方法について説明しましょう。
広告
OAフロア配線の施工手順
1.
OAフロアはパネルの上にタイルカーペットが敷き詰められています。
タイルカーペットは一枚50cm×50cm程度の大きさのものが一般的です。
2.
ケーブルを配線する区間の両端部分のタイルカーペットをめくります。(ニッパーを使用すると簡単にめくることができます。)
タイルカーペットをめくるとOAフロアを構成しているパネル部分がむき出しになります。
3.
パネル同士を連結しているパーツをドライバーや専用の工具等を使用して取り外します。
パネルの四隅のパーツを全て取り外す必要があります。(なかには二隅だけで取り外し可能なパネルや、連結パーツのないタイプのものもあります。)
4.
パネルを取り外します。
5.
パネルを取り外したところから、ケーブルを通すための呼び線を入線します。(図ではメジャー(スケール)を通しています。)
6.
メジャー(スケール)の代わりにジョイント式ロッドを呼び線として入線することもできます。
7.
パネルを取り外した反対側まで呼び線が届いたら、配線したいケーブルと呼び線にくくりつけるためのビニルテープを用意します。
8.
配線したいケーブルを、入線した呼び線にビニルテープでくくりつけます。
9.
呼び線にケーブルをくくりつけたら、ゆっくりとタイミングよく呼び線を引き戻します。
10.
ケーブルを必要な分だけ引いたら、ケーブルをはさまないようにOAフロアのパネルの開口部分からケーブルが出るようにパネルをはめ込みます。
11.
パネルをはめ込んだら、パネル間を連結するパーツを元通りにはめ込みます。
12.
OAフロアの開口部分の蓋の開口するためのパーツを取り外して、ケーブルをはさまないように蓋を開口部にはめ込みます。
13.
最後にタイルカーペットを元の通りに戻します。
パネルの開口部分とタイルカーペットが上手にかみ合わないときは、タイルカーペットにカッターで切り込みを入れるなどして、ケーブルが無理なく表に出るように加工しましょう。
配線するケーブルの量が多い場合は、呼び線を利用した方法ではなく、区間内のOAフロアのパネルを全てとりはずしたほうが、きれいに整理をして配線することができます。
状況に応じて、呼び線を利用して配線するか、パネルの開閉で配線するか、適切に選択するようにしましょう。